Pixel 6aへの機種変更

Google のPixel 6a 買いました。

メインで使っているスマホはAndroid なので、Android からAndroid への移行を行います。

Android 同士の移行には、旧スマホのデータをGoogle のクラウド、有線接続、WiFi接続のいずれかを使ってコピーする便利な方法が提供されていますが、不要なものはコピーしたくない、ゼロからセットアップする手順を見たいという理由から、この便利な方法は使わずに新スマホをセットアップすることにしました。

なので、Android 同士の移行をする方法としてあまり参考にならないかもしれませんが、どのような手順があるのかどのような移行の注意点があるのかが後から見て分かるように記録できればと思います。

方針・前提事項

  • Android ユーザが新しいAndroid 端末に移行する手順です
  • Google のクラウド、有線接続、WiFi接続のいずれかを使ってコピーする便利な方法がありますが使わないです
  • 新Android へのアプリのインストールは、パソコンのブラウザ上でGoogle Play のページを開いてアプリを一つ一つ選択して行います(最低限のアプリしかインストールしたくない、スマホよりパソコンの方が効率的に作業できそうということでこの方法になりました)
  • 旧Android に保存されているデータの移行はアプリの移行が完了してから考える

手順

1. Pixel 6a の初回起動

Google の公式サイトを見るとPixel のセットアップは、(1)今までのスマートフォンに保存されているデータからの移行(2)新しいデバイスとしてセットアップの2つの方法があります。
今回は(2)新しいデバイスとしてセットアップの方をやります。

  1. 電源を入れる(電源ボタンを5秒間長押しする)
  2. “Welcome to your Pixel” と表示される
    • “English (United States)” をタップして”日本語” に変更
    • “アシストオプション” はそのまま
    • [始める] をタップ
  3. モバイルネットワークへの接続
    • SIMカードをSIMスロットに挿入する ※挿入すると自動的に次へ
    • “SIMをダウンロードしますか?” はそのまま
  4. Wi-Fi に接続
    • 接続するアクセスポイントをタップしてパスワードを入力
    • アクセスポイントの詳細表示の中身はデフォルトのまま(以下一部抜粋)
      • 従量制:自動的に検出
      • プライバシー:ランダムMACを使用
    • [接続] をタップ
  5. “スマートフォンの設定中…” と表示される ※10秒程度
  6. アプリとデータのコピー
    • [次へ] ではなく、[コピーしない] をタップ
  7. “情報を確認しています…” と表示される ※5秒程度
  8. ログイン:Google アカウントでログインしましょう
    • メールアドレスに自身のGoogle アカウントのアドレスを入力して[次へ] をタップ
    • パスワードを入力して[次へ] をタップ
    • 2段階認証プロセスで使用している方式を使う
      • YubiKey を使っているので、”NFCでセキュリティキーを使用する” を選択してスマホの背面にセキュリティキーを当てる
    • “電話番号を追加しますか?” で[はい、追加します] をタップ
  9. Google 利用規約、プライバシーポリシーのリンクが表示される
    • [同意する] をタップ
  10. “アカウント情報を取得しています…” と表示される ※5秒程度
  11. Google サービス ※許可するものをONにする
    • 位置情報の使用:ON(デフォルト)
    • スキャンの許可:ON(デフォルト)
    • 使用状況データや診断データの送信:ON(デフォルト)
    • [同意する] をタップ
  12. スマートフォンをGoogle One でバックアップ ※以下参考情報
    • Google アカウントの保存容量の15GB アップアップに使う
    • 自動でバックアップ ※充電器とWi-Fiに接続されている時
    • [ONにする] をタップ
  13. PINの設定
    • 数値4桁以上を入力して[次へ] をタップ
    • PIN の再入力
  14. 指紋認証によるロック解除の設定
    • [同意する] をタップ
    • “指紋の登録方法” で[開始] をタップ
    • “指紋認証センターを長押ししてください” で画面に表示される指紋マークに指紋認証に使う指(左手の親指)を押し当てる→振動→押し当てる→振動 を何度か繰り返す
    • “指紋の登録完了” で”別の指紋を登録” をタップ
    • 右手の親指で同じように指紋を登録する
    • [次へ] をタップ
  15. “セットアップを続けますか?” と表示される
    • [中断し、リマインダーを受け取る] ではなく、[続行] をタップ
  16. “Google にハンズフリーで話しかける” と表示される
    • [同意する] ではなく、[スキップ] をタップ
    • ※アシスタントの設定で変更できる
  17. “デバイスのロックを解除しないでアシスタントにアクセス” と表示される
    • [同意する] ではなく、[スキップ] をタップ
    • ※ロック画面でアシスタントの使用を許可するかどうか
  18. “スマートフォンですばやくお支払い” と表示される
    • [次へ] ではなく、[スキップ] をタップ
    • ※Google Pay の設定
  19. “さらに設定を続けますか?” と表示される
    • ※他のアカウント追加, フォントサイズ変更, アプリ追加, 壁紙変更, ロック画面に表示する情報の管理, ディスプレイ常時ON などが続けてできる
    • [いいえ] をタップ
  20. “ヒントやアドバイスを受け取る” と表示される
    • ※Google の製品やサービス等の情報をメールで受け取るかどうかの設定
    • [登録する] ではなく、[スキップ] をタップ(確か既に登録済みのはず)
  21. “スマートフォンでのスワイプ操作” と表示される
    • [スキップ] ではなく、[試してみる] をタップ
      • ホームに戻る →画面を下から上にスワイプ
      • 直前の画面に戻る →画面の左か右から中央にスワイプ
      • アプリを切り替える →画面を下から上にスワイプして長押ししてから指を離す
  22. “設定完了” と表示される
    • “システムナビゲーションの設定” をタップ
      • “ジェスチャーナビゲーション”(デフォルト) と”3ボタンナビゲーション”(画面の切り替えが画面下部のボタンで行う) のどちらかを選択する
    • 上にスワイプするとホームに移動する
Google Pixel 6a 初回起動完了

2. Google アカウントに電話番号を追加の続き

メッセージアプリにメッセージが届いているのでメッセージアプリをタップすると、”Google による電話番号の確認” というメッセージが届いていました。
Pixel の初回起動の#8 で電話番号を追加する選択をしたので、このメッセージが送信されたようです。
ということで、電話番号追加の確認手順を進めます。

  1. “Google による電話番号の確認” というメッセージにhttps://goo.gl/で始まるURLのリンクがあるのでリンクをタップ
  2. Chrome が起動するので[同意する] をタップ
  3. “同期を有効にしますか?” と表示されるので、[いいえ] ではなく[有効にする] をタップ
  4. “Android ヘルプ” の”Androidスマートフォンの電話番号の確認手続きを行う” のページが表示される

このタイミングで、”Pixel のセットアップを完了してください” という通知が表示されました。
この通知をタップすると、Pixel の初回起動の#18 でスキップしたGoogle Pay の設定や、データのコピー、それ以外の設定をすることができましたが、これらは後で必要であればやればよいと思っていたことなのでスキップしました。

3. プリインストールアプリを確認する

16個のアプリをインストールしました” という通知が来ているので、初回起動直後の既にインストールされているアプリを確認しておきます。

全部で34個のアプリのアイコンがありました。

Google Pixel 6a アプリ(1/2)
Google Pixel 6a アプリ(2/2)

4. アプリをインストールする

アプリのインストールは、Playストアのアプリではなく、パソコンのブラウザで開いたGoogle Play のページ上で行います。

  1. パソコンのブラウザでGoogle Play のページを開く
    • Pixel の初回起動の#8 と同じGoogle アカウントでログインする
  2. 右上のアイコンをクリックすると表示されるメニューから「ライブラリとデバイス」をクリック
  3. ライブラリというページが開くので、上のメニューの「デバイス」をクリック
    • 旧Android と新Android が表示されているはずです
    • ここでAndroid のニックネームを変えることができます
  4. 上のメニューの「アプリ」をクリック
    • 旧Android でインストールしていたアプリが表示されます
    • 新Android へのアプリのインストールはこのページでインストールしたいアプリを選択して1つずつインストールする操作を行います
  5. まずは、LINE アプリをインストールするので、LINE のアイコンをクリック
  6. LINE アプリのページが開くので、[他のデバイスへのインストール] をクリック
  7. デバイスの選択ウィンドウが開くので、新Android(今回は”Google Pixel 6a”)を選択して[インストール] をクリック
  8. これで新Android へのLINE アプリのインストールが開始されます

この#4 のアプリ一覧のページでインストールしたいアプリをひとつひとつ選んでインストールする作業をひたすらやります。
面倒ではありますが、これで最低限必要なアプリしかインストールされていない環境にすることができます。

この作業に微妙なコツがあったので手順を記載しておきます。

  1. アプリ一覧でCommand ボタンを押しながらアプリのアイコンをクリックして新しいタブでアプリのページを開く(Macのショートカット)
  2. [他のデバイスへのインストール] をクリック
  3. デバイスを選択して[インストール] をクリック
  4. アプリのページのタブを閉じると、アプリ一覧のタブが同じ場所で表示される

#1 の操作のように新しいタブで開かないと、アプリのページからアプリ一覧のページに戻った時にページの一番上に戻ってしまい、直前のインストールしたアプリの所までスクロールすることになってしまいます。

今回は42個のアプリをインストールしたので、この手順によって作業負荷やかかる時間がそれなりに違ったと思います。

5. アプリの初期設定

どういう順番でアプリの初期設定をするかを考えてみました。

  1. パスワードマネージャ
    • 1Password
  2. 認証アプリ(ワンタイムパスワードを発行するアプリ)
    • Google 認証システム、Twilio Authy Authenticator
  3. 移行にミスるとやり直しが利かなそうなアプリ
    • LINE ※引き継ぎが必要
    • モバイルSuica ※引き継ぎが必要
    • ヨドバシゴールドポイントカード
  4. 認証アプリを使ってワンタイムパスワードを扱うアプリ(2段階認証)
    • Twitter、Facebook、Amazon、etc.
  5. 認証アプリを使わないでワンタイムパスワードを扱うアプリ
    • 三菱UFJ銀行
  6. 上記以外

5-1. 1Password

「サインアップコードを読み取る」というQRコードを使う方法で簡単にできました。

  1. 【旧スマホの1Password アプリ】QRコードを表示
    • アプリを開き、[アカウント] > (自身のアカウント名) > [別のデバイスをセットアップ] > [セットアップコード] を選択してQRコードを表示する
    • パソコンの1Password アプリでもQRコードを表示できます
  2. 【新スマホの1Password アプリ】QRコードをスキャン
    1. アプリを起動し、[セットアップコードを読み取る] をタップしてQRコードをスキャン
    2. パスワードを入力するとサインイン完了(2要素認証を有効にしている場合は2要素目の入力も必要)

新スマホで1Password アプリが使える状態になりました。

5-2. Google 認証システム

登録しているアカウントの移行をQRコードを使って簡単にできました。

  1. 【旧スマホのGoogle 認証システムアプリ】QRコードを表示
    1. アプリを開き、右上のメニューから[アカウントを移行] > [アカウントのエクスポート] をタップ
    2. “アカウントの選択” ページで移行するアカウントのチェックをON にして[次へ] をタップするとQRコードが表示される
  2. 【新スマホのGoogle 認証システムアプリ】QRコードをスキャン
    1. アプリを起動し、[QRコードをスキャン] をタップしてQRコードをスキャンする
  3. (続きがある場合、下記を繰り返す)
    1. 旧スマホのアプリで[次へ] をタップして次のQRコードを表示
    2. 新スマホのアプリでQRコードをスキャン

新スマホのGoogle 認証システムアプリに旧スマホと同じアカウントが表示されました。6桁コードは旧スマホと新スマホで同じ番号が表示されています。

<補足> Google 認証システムに登録しているアカウントの数が多いと、1つのQRコードでは収まらないので複数のQRコードに分けて全てのアカウントを移行できるようになっているようです。ちなみに今回は3つのQRコードが表示されました。1つ目と2つ目は細かいQRコードで、3つ目はそれ程細かくないQRコードでした。

5-3. Twilio Authy Authenticator

登録しているアカウントを旧スマホでバックアップすることで簡単にできました。

  1. 【旧スマホのAuthyアプリ】バックアップを有効にする
    本来はAuthyアプリにアカウントを登録したタイミングで行う作業
    1. アプリを開き、右上のメニューから[Settings] > [ACCOUNTS]タブ > Backups をON にする
    2. Backup用に登録するパスワードを入力して[Enable Backup] をタップ
  2. 【新スマホのAuthyアプリ】
    1. アプリを起動し、登録している電話番号を入力して[Submit] をタップ
    2. [Use existing device with Authy installed] をタップ
  3. 【旧スマホのAuthyアプリ】
    1. アプリを開くと、New Device の画面が表示されるので[ACCEPT] をタップ
    2. “OK” のテキスト入力するよう求められるので、“OK”(2文字)を入力して[OK] をタップ
  4. 【新スマホのAuthyアプリ】
    1. [Settings] > [DEVICES]タブ に”Android” という名前のデバイスが2つ表示されているので、Allow multi-device をOFF にする

新スマホのAuthyアプリにアカウントが表示されました。
ちなみに登録しているSenGrid アカウントの表示されているコードが旧スマホと新スマホで異なっていましたが、新スマホの番号を使ってSendGird にログインすることができました。

5-4. LINE

「かんたん引き継ぎQRコード」というQRコードを使う方法で簡単にできました。
ただ、Android 同士の移行ではこれだけだとトーク履歴が移行されないので「トーク履歴のバックアップと復元」で旧スマホのトーク履歴をGoogle ドライブに保存してトーク履歴も移行します。

  1. 【旧スマホのLINE アプリ】トーク履歴のバックアップ、QRコードを表示
    1. アプリを開き、[設定] > [トーク履歴のバックアップ・復元] でバックアップ用のPINコードを設定して、現時点のバックアップをGoogle ドライブに保存する
    2. [設定] > [かんたん引き継ぎQRコード] をタップしてQRコードを表示する
  2. 【新スマホのLINE アプリ】QRコードをスキャン
    • アプリを起動し、[ログイン] > [QRコードでログイン] > [QRコードをスキャン] をタップしてQRコードをスキャンする
  3. 【旧スマホのLINE アプリ】QRコードスキャンの承認
    • “このQRコードをスキャンしましたか?” と表示されるので、”はい、スキャンしました” のチェックをONにしてから[次へ] をタップする
  4. 【新スマホのLINE アプリ】トーク履歴の移行
    1. Google アカウントを選択するページが表示されるので、Google アカウントを選択して[トーク履歴を復元] をタップするとトーク履歴の復元が始まるので、そのまま[次へ] をタップする
    2. “端末の位置情報の提供”と “LINE Beacon の利用” の同意ページで[OK] をタップ ※両方とも任意なので提供・利用したくなければチェックを外す

新スマホでLINE アプリを使える状態になりました。トーク履歴もあります。

旧スマホのLINE アプリを見ると、”利用することができません” と表示されています。同じアカウントを複数のスマホで同時に使うことができない仕組みになっているようです。

<補足> メールアドレスと電話番号、パスワードの位置付けがよく分からなかったので調べてみたら下記の扱いのようでした。

  • 電話番号:必須(スマホを紛失・故障した際のLINEアカウントの引き継ぎ時に使う)
  • パスワード:必須(スマホの紛失・故障・機種変更した際のLINEアカウントの引き継ぎ、パソコン版LINE利用時に使う)
  • メールアドレス:任意(スマホの機種変更でLINEアカウント引き継ぎ時にパスワードを忘れていても再設定できる)

参考

5-5. モバイルSuica

旧スマホのおサイフケータイアプリにログインしているGoogle アカウントと同じアカウントで新スマホのおサイフケータイアプリにログインすることで、Suica カードをGoogle アカウント経由で旧スマホから新スマホに移行するようです。
モバイルSuica アプリとおサイフケータイアプリの2つのアプリを使うので、何のための操作をしているのか感覚的に分かりづらく感じました。

  1. 【旧スマホのモバイルSuicaアプリ】カードを預ける(Step 1)
    1. アプリを開き、[会員メニュー] > [カードを預ける(機種変更)] > [「おサイフケータイ」アプリ起動] > [アプリ起動] をタップすると、おサイフケータイアプリが起動する
  2. 【旧スマホのおサイフケータイアプリ】カードを預ける(Step 2)
    1. [カードを預ける(機種変更)] > [はい] をタップ
    2. “カードを預ける” におサイフケータイアプリにログインしているGoogleアカウントのメールアドレスが表示されるので[預ける] をタップ
    3. “このカードのおサイフケータイアプリでの受け取りには、ご利用中のGoogle アカウントが必要です” と表示されるので[閉じる] をタップ
    4. マイサービスに表示されていたモバイルSuica が表示されなくなった
  3. 【新スマホのおサイフケータイアプリ】おサイフケータイアプリの初期設定
    1. アプリを起動し、[次へ] をタップ
    2. 利用規約のチェックをONにして[次へ] をタップ
    3. “初期設定完了” と表示されたら[次へ] をタップ
    4. “おサイフケータイアプリ「Googleでログイン」について” と表示されたら[次へ] をタップ
    5. “Googleでログインしてください” と表示されたら[Google でログイン] をタップ
    6. マイサービスが表示される
  4. 【新スマホのモバイルSuicaアプリ】カードを受け取る(Step 1)
    1. アプリを起動し、[スキップ] > [はじめる] をタップ
    2. [すでに会員の方はこちら] をタップ
    3. メールアドレスとパスワードを入力して[ログイン] をタップ
    4. “カードを受け取る” で[次へ] をタップ
    5. “受け取るSuicaを選んでください” で表示されたSuica カードから移行するカードを選択して[受け取る] をタップ
    6. “おサイフケータイを起動します” で[アプリ起動] をタップすると、おサイフケータイアプリが起動する
  5. 【新スマホのおサイフケータイアプリ】カードを受け取る(Step 2)
    1. “受け取るカードの選択” で[受け取る] をタップ
    2. 受け取る選択をしたSuica カードが表示された
  6. 【新スマホのモバイルSuicaアプリ】
    1. アプリを開き、パスワードを入力して[ログイン] をタップ
    2. 受け取る選択をしたSuica カードが表示された

新スマホでモバイルSuica アプリを使える状態になりました。
見た目上は旧スマホと同じ状態なので、たぶん改札を通れるはずです。

旧スマホのモバイルSuica アプリを見ると、新規登録かカードの受け取りかを選択する画面が表示されています。同じSuica カードを複数のスマホで同時に使うことができない仕組みになっているようです。

5-6. ヨドバシゴールドポイントカード

ヨドバシカメラの公式サイトを見ると、新スマホで自身のアカウントでログインすればポイント残高はそのまま使えるという記述がありますが、機種変更時の手順は(1) 旧スマホのアプリで削除、(2) 新スマホのアプリで再登録、となっているので素直に従います。

  1. 【旧スマホのヨドバシゴールドポイントカードアプリ】
    1. アプリを開き、左上のメニューから[xx様のマイページ] > [ゴールドポイントカード登録解除] をタップ
    2. “アプリのゴールドポイントカードの登録解除” で[解除する] をタップ
  2. 【新スマホのヨドバシゴールドポイントカードアプリ】
    1. アプリを起動し、会員ID(メールアドレス)とパスワードを入力し[ログイン] をタップ
    2. 生年月日を入力し[送信] をタップ
    3. “ゴールドポイントの登録が完了しました” と表示されたら[おサイフケータイを登録する] をタップ ※[今はしない] の選択も可能
    4. ゴールドポイント残高に金額が表示された

新スマホでヨドバシゴールドポイントカード アプリを使える状態になりました。

5-7. 三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行の公式サイトを見ると、スマホを機種変更した場合は再度ワンタイムパスワードの利用登録が必要という記述があります。このワンタイムパスワードは振込などの取引をする際に使うものなので、初期セットアップのタイミングで登録しておきます。

  1. 【新スマホの三菱UFJ銀行アプリ】
    1. アプリを起動し、[ログイン] をタップ
    2. 利用規約の[同意してアプリを利用する] をタップ
    3. 契約番号とログインパスワードを入力して[ログイン] をタップ
    4. ログインに成功すると”ワンタイムパスワード利用登録” のウィンドウが表示されるので[登録に進む] をタップ
    5. 電話、運転免許証またはマイナンバーカードのいずれかを選択して認証すると設定が完了する

旧スマホの三菱UFJ銀行アプリで解除などの操作は何もやらなかったのですが、旧スマホの三菱UFJ銀行アプリを見ると、アプリ初回起動時のような状態になっていました。

6. 旧スマホのデバイスに紐づいた設定を解除する

6-1. Google アカウントのスマートフォンのセキュリティキーの登録を削除

Google アカウントの2段階認証で旧スマホを使ったAndroidスマホをセキュリティキーとして使う機能を有効にしていたので、これを無効にします。

  1. パソコンのブラウザでGoogle アカウントのページを開く
  2. サイドメニューの[セキュリティ] をクリックし、”Google へのログイン” の[2段階認証プロセス] をクリック
  3. アカウントのパスワードを入力して[次へ] をクリック
  4. “2 段階認証プロセス” で[セキュリティキー] をクリック
  5. “セキュリティ キー” に”Titan セキュリティを使用” とコメントが書かれた”スマートフォンのセキュリティ キー” があるので、右のゴミ箱アイコンをクリックして削除

2段階認証プロセスに他のセキュリティキーや認証アプリ、SMS などの手段を登録しているので後で削除すればよい気もしますが、この設定が残っていて何もよいことはないのでこのタイミングで忘れず削除しておきます。

あとがき

最近、既存のパスワードに置き換わるユーザ認証の仕組みとしてPasskey が話題になっているので、スマホの機種変更がPasskey によってどうなるのかを体験してみたかったのですが、Android とChrome の一般ユーザへのサービス提供は今年の11月後半の予定とのことだったので、待ちきれませんでした。
スマホの機種変更に関係なく安全なユーザ認証を実現する技術として期待されているので、情報は追っていきたいと思います。

参照

macOS Monterey でLUA4-U3-AGTE-NBK を使う

M1 ProチップのMacBook Pro でBuffalo のUSB有線LANアダプターLUA4-U3-AGTE-NBK が使えるか試したら使えたので記録として残しておきます。
OSはmacOS 12.4 (Monterey)です。

はじめに

Buffalo のサイトを見ると、LUA4-U3-AGTE-NBK のmacOS 向けのドライバーはmacOS 10.15(Catalina)までしか提供されていませんでした。

アダプター内部で使われている台湾ASIX 社のサイトのAX88179 チップのページを見ると、macOS 12 向けのドライバーが提供されていたのでこれを使います。

AX88179

インストール

1. ドライバのダウンロード

ASIX 社のAX88179 のページにあるSoftware & Tools から、対象のドライバーをダウンロードします。

macOS 12 ドライバー ダウンロード

OSはmacOS 12.4 (Monterey)なので、Apple macOS 12 Drivers Installer をダウンロードします。

For Intel and Apple silicon platforms」と書かれているので、Intel チップとM1 チップの両方に対応しているようです。
M1 Proチップなので問題なさそうです。

右にある下矢印(↓)をクリックすると ASIX_USB_Device_Installer_macOS_12_Driver_v2.0.0.zip というZipファイルがダウンロードされました。

2. ドライバのインストール

ダウンロードしたZipファイルを展開すると、pdf ファイルdmg ファイルが展開されました。
pdf ファイルにはインストール手順が書かれていたので、それに従って以降作業を進めます。

※ パソコンにLUA4-U3-AGTE-NBK をUSB で接続していない状態で、下記を行います。

  1. dmg ファイルを選択して[開く] をクリックしてマウントさせる
  2. Finder の左のメニューの”場所“にあるASIX_USB_Device_Installer をクリックすると表示されるpkg ファイル ASIX_USB_Device_Installer_v2.0.0.pkg をクリックしてインストーラを起動する
  3. 「このパッケージは、ソフトウェアをインストールできるかどうかを判断するプログラムを実行します」というウィンドウで[許可] をクリック
  4. インストーラのウィザードに従ってインストールを進めて、最後に[再起動] をクリックしてパソコンを再起動する

3. ドライバの有効化

ASIX_USB_Device_App
  1. Launchpad やFinder のアプリケーションにある ASIX_USB_Device_App アプリをクリックして起動する
  2. 起動したアプリの[Activate] ボタンをクリック
    ※ なお、起動した時のアプリのウィンドウが何故か小さく表示されたので、ウィンドウを広げて[Activate] ボタンを表示させた
  3. 「機能拡張がブロックされました」というウィンドウが開くので[“セキュリティ”環境設定を開く] ボタンをクリック
  4. システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > 一般 が開き、ダウンロードしたアプリケーションの実行許可App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可ASIX_USB_Device_App.app がブロックされているので、[許可] ボタンをクリックして実行を許可する
  5. パソコンを再起動する

4. 接続確認

  1. パソコンにLUA4-U3-AGTE-NBK をUSB接続し、LANケーブルを接続する
    ※ パソコンのUSBポートはType-C しかないので、Typd-A => Type-C の変換アダプタをかまして接続
  2. システム環境設定 > ネットワーク を見ると、左にAX88179 が表示され、状況が”接続済” でIPアドレスにルータで設定されている所定のプライベートアドレスが割り当てられている
  3. システム情報 > ハードウェア > USB を見ると、USB 3.1 バスの1つにAX88179 が表示されている
  4. ターミナルで「systemextensionsctl list」を実行すると、インストール手順に記載されるものと同様の情報が出力される
    ※ インストール済みのシステム拡張機能の表示
  5. インターネットに接続できるか確認する →OK
% systemextensionsctl list
1 extension(s)
--- com.apple.system_extension.driver_extension
enabled	active	teamID	bundleID (version)	name	[state]
*	*	5RHFAZ9D4P	com.asix.dext.usbdevice (2.0.0/2.0.0)	com.asix.dext.usbdevice	[activated enabled]

補足.アンインストール

dmg ファイルにインストーラと一緒に格納されているアンインストーラを使ってアンインストールするようです。
忘れそうなので、簡単に記載しておきます。

  1. ASIX_USB_Device_App アプリを起動して[Deactivate] ボタンをクリック
  2. dmg ファイルを選択して[開く] をクリックしてマウントさせ、Finder の左のメニューの”場所“にあるASIX_USB_Device_Installer をクリックすると表示されるpkg ファイル ASIX_USB_Device_Uninstaller_v1.0.0.pkg をクリックしてアンインストーラを起動してアンインストールする

あとがき

ASIX 社がMonterey をサポートする迄に至る記事が興味深かったのでリンクを貼っておきます。

参照

Apple SiliconでHomebrew

Apple Silicon のMac を入手したのでHomebrew を使えるようにします。
Mac は、M1 ProチップのMacBook Pro です。

Homebrew とは

Homebrew

macOS 向けのパッケージ管理ソフトです。
いわゆる、Mac でソフトウェアのインストールやアンインストールをCLI でできるようにするツールです。

Homebrew のシステム要件

Homebrew の公式サイトに下記の記載がありました。

macOS Requirements
macOS Requirements

日本語にすると、下記のような感じです。

  • 64ビット Intel CPUまたは Apple Silicon CPU
  • macOS Catalina (10.15) 以上
  • Command Line Tools for Xcode または Xcode
  • Bourne-again shell (bash) ※インストールで使う

1つ目のハードウェア要件と2つ目のOSの要件は満たしているのでOK。
3つ目は、事前にインストールが必要で、
4つ目は、ワンライナーのインストールコマンドの実行で必要

ということで、まずは4つ目が簡単にできるので、bash が使えるかを確認します。

bash の確認

bash が使えるか確認します。

cat /etc/shells | grep bash
> /bin/bash
which bash
> /bin/bash

bashはインストールされていてパスも通っているので問題なさそうです。

ついでにデフォルトシェルが何か確認しておきます。

echo $SHELL
> /bin/zsh

bashではなくzshでした。
インストールコマンドを見てみると、bashをパス指定(/bin/bash)で実行しているので、デフォルトシェルではなくても問題ないです。

Command Line Tools for Xcode または Xcode について

どちらか一方をインストールすればよいみたいですが、実際にはXcode をインストールした場合も、Command Line Tools for Xcode(以下、CLT) のインストールは必要でした。

Xcode にCLT が内包されていると書いてるブログもあったのですが、実際にはXcode をインストールすると自動的にCLTもインストールされるという訳ではなかったです。

今回、Xcode だけをインストールした状態でHomebrew のインストールコマンドを実行したのですが、インストールの最初の方でCLT をインストールするか質問され、拒否するとインストールが中断されてしまいました。

質問で拒否しなければ、CLT のインストールが始まりHomebrew のインストールが継続して行われますが、事前にインストールしておけば質問自体がされないのではないかと思われます。

Command Line Tools for Xcode と Xcode のサイズ比較

何も考えずに大は小を兼ねる程度の感覚でXcode をインストールするというのはちょっと雑なので、それぞれのサイズを比較してみました。

Apple Developer のサイトでサイズが確認できました。

Xcode
Xcode
Command Line Tools for Xcode
Command Line Tolls for Xcode
  • Xcode (10.1 GB
  • Command Line Tools for Xcode (564.48 MB

ファイルの形式が違うので単純に比較できませんが、随分と差があります。両方ともサイズが圧縮される形式ですが、Xcode はCLT の18倍くらいあります。

ちなみに、Xcode のダウンロードしたファイル Xcode_13.2.1.xip から展開されたアプリケーションファイルは32GB ありました。

Xcode は使わないし端末のストレージ容量を無駄に使いたくない、というのであれば、CLT のみインストールした方がよいかもしれません。

Xcode のインストール

今回、Xcode をインストールしてから、Homebrew をインストールすることにしました。

※ Xcode をインストールしない場合は、この章はスキップして、次の「Command Line Tools for Xcodeのインストール」からになります。

Xcode のインストール方法

調べてみると、下記の2つの方法がありました。

  • Apple Developer でファイルをダウンロードしてインストール
  • App Store から直接インストール

後者は、自動アップデートを個別に制御できないようなので、前者の方法でインストールすることにしました。
あと、後者はインストールに時間がかかるや途中で止まったという評価が幾つかあったので、ちょっと不安になったというのもあります。実際やってみないとなんとも言えませんが。。

以下、Apple Developer でファイルをダウンロードしてインストールする手順を記載します。

Apple Developer でファイルをダウンロード

Apple Developer のダウンロードページにアクセスし、自身のApple ID でログインします。

検索窓で”Xcode” と入力して抽出された中から最新のXcode を探します。
古いバージョンやBeta版もあるので注意

Xcode
Xcode

ダウンロードするXcode が見つかったら、青字の[↓ Xcode 13.2.1.xip]をクリックしてxipファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを展開してインストール

ダウンロードしたファイルはxip 形式のアーカイブファイルなので、アーカイブユーティリティを使って展開します。

Xcodeダウンロードファイル

xipファイルと同じフォルダにアプリケーションファイルが展開されるので、アプリケーションにドラッグ&ドロップしてインストールします。

これでXcode のインストールは完了です。

Command Line Tools for Xcodeのインストール

Xcode をインストールしない場合はこちらの「Command Line Tools for Xcodeのインストール」を行います。

ただ、このタイミングでCTL をインストールしなくても、次の「Homebrewのインストール」の途中でインストールできるので、この章もスキップしてもよいかもしれません。

今回、私はXcode をインストールした後にHomebrew をインストールしたので、ここの手順は行わなかったです。

Command Line Tools for Xcode のインストール方法

調べてみると、下記の2つの方法がありました。

  • Apple Developer でファイルをダウンロードしてインストール
  • ターミナルで以下のコマンドを実行してインストール
xcode-select --install

前者は、ダウンロードするファイルがdmg ファイルなので、ダブルクリックで普通にインストールできそうなので、説明は省略します。

なお、Xcode を起動してメニューの[XCode] > [Open Developer Tool] > [More Developer Tools…] をクリックすると、ブラウザが起動してApple Developers のダウンロードページが開きました。
Xcode の画面操作でCLT をインストールできる訳ではなかったです。

Homebrew のインストール

Homebrew のウェブサイトのトップページにアクセスします。

トップページにワンライナーのインストール用のコマンドが掲載されているので、コマンドをコピーします。

Homebrewインストールコマンド
インストール用のコマンド
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

コマンドのテキストを参考のために掲載しましたが、実際にインストールを行う際は、こちらではなくウェブサイトに掲載されているコマンドをコピーしてください。

ターミナルを起動して、コピーしたコマンドをペーストしてコマンドを実行します。
コマンドを実行すると、以下のように処理が進められます。

1. パスワードの入力

==> Checking for `sudo` access (which may request your password)...
Password:

パスワードの入力が求められるので、端末のログインパスワードを入力します。
Apple IDのパスワードではない

2. Command Line Tools for Xcodeのインストール

==> The Xcode Command Line Tools will be installed.

Press RETURN to continue or any other key to abort:

CLT をインストールするか、インストールを中断するか、選択が求められので選択します。
※ 前述「Command Line Tools for Xcodeのインストール」でCLT をインストールしていた場合、この確認は求められないと思われます。

  • Enterキー
    • CLT をインストールする(Homebrew のインストールを継続する)
  • Enterキー以外
    • Homebrew のインストールを中断する

Enterキーを押下すると、CLT のダウンロードが始まり、そのままCLT とHomebrew のインストールが続けて行われます。

Homebrew のインストールが完了すると、下記のようなメッセージが表示されます。

ターミナル(Installation successful)
ターミナル(Installation successful)

3. Homebrew フォルダにパスを通す

インストール完了のメッセージに、/opt/homebrew/bin にパスが通っていないので指定したコマンドを実行するようにと記載があります。
言われた通り、指定されたコマンドをターミナルで実行します。
※ コマンドの”xxx” の箇所はユーザ名です

echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/xxx/.zprofile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

上記のコマンドを実行後、以下のコマンドでbrew コマンドにパスが通っているか確認します。

which brew
> /opt/homebrew/bin/brew

brew コマンドのパスが通っていました。

4. Homebrewの動作確認

Homebrew が問題なく動作するかを確認するコマンドを実行します。

brew doctor
> Your system is ready to brew.

正常に動作していることが確認できたので、これでHomebrew のインストールは完了です。

Homebrew を使う

Homebrew を使って1Password をインストール

Homebrew のスポンサーである、1Password をインストールしてみます。

Homebrew のウェブサイトのパッケージを検索するページがあります。
※ トップページの検索窓でも検索できますが、パッケージ以外の情報も検出されるので、ここではパッケージのページで説明します。

パッケージの検索画面
パッケージの検索画面

検索窓に薄い色で”Search Homebrew Formulae” と表示されています。
“Formulae” はHomebrew が扱うパッケージのことです。

今回、1Password を探すので、”1password” と入力します。

1password検索

すると、入力したキーワードで検出されたパッケージが表示されるので、今回インストールする1password を選択すると、下記の1Password のパッケージのページが表示されます。

1Passwordのページ
1Passwordのページ
brew install --cask 1password

1Password をインストールするコマンドが記載されているので、コマンドをコピーしてターミナルに貼り付けてコマンドを実行します。

1Password のインストールが完了すると、下記のようなメッセージが表示されます。

ターミナル(successfully installed)
ターミナル(successfully installed)

インストール完了メッセージに、/Application/1Password 7.app にインストールしたと表示されています。

Finder でアプリケーションフォルダを見ると、1Password のアイコンがありました。

1Passwordアイコン
Finder > アプリケーション

GUI アプリのインストールが、1つのコマンドをコピー&ペーストするだけでできるようになりました。
インストール完了です。

その他、参考情報

とりあえず、よく使いそうなコマンドを掲載しておきます。

# Homebrewの動作確認
brew doctor

# Homebrewのバージョンを表示
brew --version
brew --v

# Homebrewのシステム構成を表示
brew config

# インストール済みパッケージ一覧の表示
brew list
brew ls

# パッケージの検索
brew search <keyword>
brew -S <keyword>

# パッケージのインストール
brew install <package-name>

# パッケージのアンインストール
brew uninstall <package-name>

# Homebrew本体のアップデート、インストール可能なパッケージ一覧の更新
brew update

# アップデート可能なパッケージをアップグレード
brew upgrade <package-name>

# インストールの統計情報を表示
brew info

# インストールしたパッケージの統計情報を表示
brew info <package-name>

# サブコマンドの表示
brew

# コマンドの一覧を表示
brew commands

# コマンドのヘルプを表示
brew help <command>

あとがき

GUI のソフトウェアのインストールが、ファイルをダウンロードして、ダウンロードしたファイルを開いてアイコンをアプリケーションフォルダにドラッグ&ドロップする、という方法より断然楽になりました。

ソフトウェアのインストールは基本的にHomebrew を使う、というように一元管理すれば、OSをクリアインストールして環境を再構築するのもそれほど苦にはならなそうです。

Mac を買ったら一番最初にインストールしておきたいソフトウェアです。

参考