Blueskyアカウント作成

Blueskyアカウントを作りました。

Hello world!Blueskyにアカウントを作りました。

GiantRodent (@giantrodent.bsky.social) 2024-11-23T03:56:09.593Z

これから当ブログに投稿したら自動でBluesky にポストする予定です。
Jetpack プラグインのJetpack ソーシャル機能にBluesky が追加されたのでそれを使います

アカウント登録のメモ

アカウント作成時の登録情報

  • ホスティングプロバイダー ※Bluesky Social(default)
  • メールアドレス
  • パスワード
  • 生年月日
  • ユーザーハンドル ※先頭@
  • メールアドレスにアカウント登録の通知メールが送信されないので設定のページを見ると、メール送信ボタンがあったのでそれをクリックしたらメールが届き認証された
  • 設定のプライバシーとセキュリティで2要素認証を有効にしたらメールでの2要素認証が有効になった。この時メールが送られてこなかったのは、メールアドレスの認証をしていたからなのかも?

ハンドルを所有しているドメインに変更

アカウント作成時はハンドルを @giantrodent.bsky.social で登録しましたが、所有しているドメイン madoverload.com のDNS のTXT レコードにBluesky 側から指定された情報を埋め込み、アカウントをドメインと紐づけて認証させることで、ハンドルを @madoverload.com に変更します。

設定の アカウント > ハンドル で”ハンドルを変更” のページを開き、[自分のドメインを持っています→] をクリックすると、TXT レコードに登録する情報が表示されます。

DNS サーバーの管理画面で表示された情報を登録します。
このブログのドメインで使っている権威DNS サーバーはCloudflare を使っているので、以下の画面はClooudflare のDNS リソースレコードの登録画面です。

※ Contentの値を”(ダブルクオテーション)で囲み忘れたので、この後”で囲みました
※ Contentの値はパスワードのようなランダムな感じの値なので秘匿する必要がありそうですが、DNS レコードは公開される情報なのでマスキングせずに掲載しています

DNS の登録が反映されているか下記のコマンドで確認します。

% dig _atproto.madoverload.com txt +short
"did=did:plc:myx4t5vr2twkfmf7fabpkkcl"

Bluesky の設定画面に戻ります。

使用するドメインを入力すると、ボタンが[DNSレコードを確認] に変わるのでクリックします。

ドメインを確認しました!” と表示され、ボタンが[madoverload.comに更新] に変わるのでクリックします。

プロフィールページを見ると、ハンドルが@madoverload.com に変わっていました。

あとがき

TXTレコードに設定した値「did=did:plc:myx4t5vr2twkfmf7fabpkkcl」の正体は?
そして、Bluesky アカウントのID、名称 はどんなもの?

  • did
    • Blueskyのアカウントに対して一意に付与されたID
    • 先頭の”did=” を除いた部分がdidの値
    • アカウントを削除しても使い回されることはない
  • ハンドル
    • 基本的にドメイン名を使った、didを示す表示用の名称
    • 自身が所有・管理するドメイン名を使うことができ、変更が可能
    • プロフィールページのURLに使われる
  • 表示名
    • アカウントの表示用の名称で別のアカウントと重複が可能
    • 絵文字も使うことができ、容易に変更が可能

参照

PukiWikiのアップデート(1.5.3→1.5.4)

PukiWiki のバージョンを1.5.3から1.5.4にアップデートします。
※2024/11/23時点の最新は1.5.4でした。

PukiWiki 公式サイトに掲載されている手順に従って行います。
稼働中の環境からPukiWiki のファイルをローカル環境にダウンロードし、ローカル環境でpatch コマンドでアップデートして更新されたファイルをサーバーにアップロードする手順となります。
※ローカル環境はmacOS で行いました

手順

1. アップデート前のバックアップ

稼働中のPukiWiki のアーカイブを作成します。
PukiWiki を格納しているディレクトリはwiki にしているので、以下のコマンドを実行します。

tar -zcvf wiki_20241122.gz ./wiki

gzファイルをダウンロードしたら削除します。
※FileZilla を使ってダウンロードしました

rm wiki_20241122.gz

2. アップデートパッチをダウンロード

アップデートパッチはエンコードがUTF-8EUC-JP の2種類が用意されています。

稼働中のPukiWiki のエンコードが UTF-8 、EUC_JP のどちらかを確認します。

<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />

ページのソースを見ると”charset=UTF-8” となっていたので、UTF-8 のアップデートパッチをダウンロードします。

ダウンロードしたファイル
update_pukiwiki_153to154_utf8.patch.zip

稼働中のPukiWikiのバージョンが1.5.3 であることを確認します。
ページの一番下にPukiWiki 1.5.3 と表示されています。

3. アップデートするファイル・ディレクトリをダウンロード

稼働中のPukiWikiのディレクトリから以下のファイル・ディレクトリをダウンロードします。

  • ルートの全ファイル
  • skin/ ディレクトリ
  • lib/ ディレクトリ
  • plugin/ ディレクトリ
  • wiki/ ディレクトリ

※ アップデートパッチをダウンロードしたディレクトリにpukiwiki というディレクトリを作ってその中にダウンロードします

4. ローカル環境でアップデートを実行

アップデートパッチの中身を以下のコマンドで展開します。

unzip update_pukiwiki_153to154_utf8.patch.zip

pukiwiki ディレクトリに移動して、patch コマンドでアップデートを実行します。
※実行結果も一緒に貼り付けておきます。

% cd pukiwiki
% patch -p1 < ../update_pukiwiki_153to154_utf8.patch
patching file INSTALL.txt
patching file README.txt
patching file UPDATING.txt
patching file default.ini.php
patching file en.lng.php
patching file ja.lng.php
patching file keitai.ini.php
patching file 'lib/auth.php'
patching file 'lib/config.php'
patching file 'lib/convert_html.php'
patching file 'lib/file.php'
patching file 'lib/func.php'
patching file 'lib/html.php'
patching file 'lib/init.php'
patching file 'lib/link.php'
patching file 'lib/make_link.php'
patching file 'lib/plugin.php'
patching file 'lib/proxy.php'
patching file 'lib/pukiwiki.php'
patching file 'plugin/attach.inc.php'
patching file 'plugin/backup.inc.php'
patching file 'plugin/calendar_viewer.inc.php'
patching file 'plugin/color.inc.php'
patching file 'plugin/counter.inc.php'
patching file 'plugin/dump.inc.php'
patching file 'plugin/edit.inc.php'
patching file 'plugin/img.inc.php'
patching file 'plugin/loginform.inc.php'
patching file 'plugin/navi.inc.php'
patching file 'plugin/pageaction.inc.php'
patching file 'plugin/ref.inc.php'
patching file 'plugin/rss.inc.php'
patching file 'plugin/search2.inc.php'
patching file 'plugin/touchgraph.inc.php'
patching file 'plugin/tracker.inc.php'
patching file pukiwiki.ini.php
patching file 'skin/keitai.skin.php'
patching file 'skin/main.js'
patching file 'skin/pukiwiki.css'
patching file 'skin/pukiwiki.skin.php'
patching file 'skin/tdiary.css'
patching file 'wiki/466F726D617474696E6752756C6573.txt'
patching file 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F412D44.txt'
patching file 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F452D47.txt'
patching file 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F482D4B.txt'
1 out of 4 hunks failed--saving rejects to 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F482D4B.txt.rej'
patching file 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F4C2D4E.txt'
patching file 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F4F2D52.txt'
patching file 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F532D55.txt'
patching file 'wiki/50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F562D5A.txt'

1つ失敗しました。(48行目)

% echo "50756B6957696B692F312E342F4D616E75616C2F506C7567696E2F482D4B" | xxd -r -p
PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/H-K

失敗したファイルは”wiki/PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/H-K” でした。
とりあえず、このまま作業を進めます。

5. 稼働環境のファイルを更新

アップデートしたファイルを稼働中の環境にアップロードして上書きします。
PukiWiki 公式サイトに以下のように書かれていたので、wiki/ ディレクトリはタイムスタンプがアップデートパッチを実行した時刻に変わっているファイルのみアップロードしました。(.rej を除く)

6. 動作確認

アップデートしたPukiWiki のページが正常に表示されるか確認します。
PHP 8.1 の環境で正常に動作しました。
ページの一番下にPukiWiki 1.5.4 と表示されています。

アップデート失敗した”/?PukiWiki/1.4/Manual/Plugin/H-K” のページも表示はできました。

その後、PHP のバージョンをPHP 8.3 に上げても正常に動作しました。
大丈夫そうなので、以上で完了となります。

参照